こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
いきなりですが皆さんはこの1年で何kg太りましたか?
ダイエットサポートをさせていただくお客様の多くが、「20代の頃は痩せてたんだけど、そこから1年で1kgずつくらい増えてくるようになって今では当時より20kg増えてます。」とおっしゃられています。
チリも積もれば山となるですね(^_^;)1年で1kg増えれば、20年後40歳の時には20kg増え、スリムから立派なメタボに・・・・・・
そうならないように、節目ごとにしっかりリセットしておくことが大切ですね。
経済協力開発機構(OECD)のレポートにはこんなことが書かれています。
・肥満者は正常体重者より年間医療費が25%多い。
・重度の肥満者は正常体重より8~10年早期に死亡する可能性が高い。
・低学歴女性の過体重率は高学歴女性より2~3倍高いが、男性は差がない。
・肥満者の所得は非肥満者の所得より最大18%少ない。
・少なくとも片親が肥満の子供は肥満率が3~4倍高い。
つまり、肥満は「コストがかかる」「リスクが増える」「経済とも密接に関係している」「子供にも影響する」ということです。
また、体重が多い人は、借金も多いという体重と経済の関係を研究されている、大阪大学の池田教授。
「肥満や痩せは、多くの場合、医学の問題として取り上げられるが、実は経済学の問題でもある」と。
人はどれだけカロリーを取るか決める時に、食べることによって得られる利益(美味しい!という喜び)と不利益(太ること)を、心の中で天秤にかける。
大阪大学では、この天秤にかける計算がちゃんとできているか、つまり、「いかに目先の喜びを克服し将来の不利益を避けることができるか」こんな性格分析を行っており、このような調査結果が出ているそうです。
「せっかち」な性格や、「先送り」・「ドタキャン」といった行動は肥満につながる。
今食べたいという誘惑(=脂肪という不要な負債を抱える)と、将来の健康のための自制(=目標達成への計画性)、この葛藤に打ち勝てるかどうかが、体型や生涯の健康に大きな影響を与えているということです。
これからの時代、お金持ちの象徴は肥満ではなく、スマートボディーと言えそうです。
最後までご拝読いただきありがとうございます。