腹圧を高めよう！ 

こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ　ケンジです。

「腹圧」という言葉知っていますか？ 文字通りお腹の圧力という意味ですが、この腹圧がきちんと働いているかどうかが私たちが自分の身体を上手に使えているかどうかの鍵になります。

内臓（他にも神経や血管もですが）は腹膜と呼ばれるお腹の袋の中に入っています。
そして中の内臓がきちんと働けるスペースを作るために、その袋を膨らませているのが腹圧です。
さらに、腹圧によって膨らんだ腹膜を腹筋や背筋で囲むことによって私たちは身体を支えています。

この腹圧が弱まると、 筋肉の負担が増えることになり、いわゆる腰痛の大きな原因となります。
さらに、腹圧という袋が萎んでしまうことで内臓が圧迫されるため、当然、その働きも落ちてしまいます。
神経や血管も圧迫されるので、血行も阻害され代謝も落ちてしまい、姿勢的にも前傾姿勢になるため肩こりなどの原因にもなります。

このように、腹圧の低下は身体に対して様々な悪影響を及ぼすのです。

腹圧を強化するためには、「複式呼吸」がオススメです！

複式呼吸は、横隔膜を動かします。 深い呼吸による横隔膜の大きな動きは内臓の入った腹腔内へのマッサージになります。つまり、腹式呼吸による深い呼吸は身体に必要な酸素の効率的な取り込みと同時に内臓のコンディションの調整にも効果があります。

複式呼吸の方法は、鼻から息を吸いながらお腹をゆっくり膨らませていきます。次に、ゆっくりと息を吐きながらお腹をへこませていきます。これを数回くりかえします。

意識してお腹を動かすことによって腹筋もしっかりと動くので、シェイプアップにも効果があります！

簡単なのでぜひ実践してみて下さいね☆

最後までご清覧いただきありがとうございます。

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