こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジ です。
女性にとって貧血は、身近な病気。貧血の多くは「鉄欠乏性貧血」と呼ばれるもので、原因のほとんどは月経と関係しています。
具体的には、
・子宮筋腫や子宮腺筋症による過多月経
・月経不順に伴う過長月経や不正出血
・鉄分の摂取不足
・胃や大腸や痔からの出血
・再生不良性貧血
などが原因として考えられます。
貧血がある程度進行すると動悸や息切れなどの症状が出るため、自分自身でも異常を自覚できます。
ところが軽度の貧血だったり、毎月の過多月経や胃潰瘍からの出血など、貧血の進行が少しずつだったりする場合、ほとんど症状が出ないこともあります。怖いのは、この「自覚しづらい」場合。じわじわと貧血が進行するため、貧血に体が慣れてしまい、通常であれば立っていられないほどのひどい貧血になるまで自覚できない人も多く存在します。
特に毎月の月経量が多い人や月経期間が8日以上の人は、月経が原因で貧血になっていないか定期検査を受けることをオススメします。
また、「がん」が貧血の原因であるケースも存在します。胃がんや大腸がんの表面から継続的な出血があり、少しずつ貧血が進行していく場合もあれば、腫瘍から急激に多量の出血が起きてしまい、一気に貧血になって倒れる場合もあるのです。
特に、消化管からの出血は見えないため気づきにくいことが多く、「貧血がひどいので調べてみたら進行中のがんが見つかった」という例も少なくありません。健康診断で貧血を指摘されたら、必ず消化器内科や婦人科で詳しい検査を受けるようにしてくださいね 。
お気をつけぉ(´▽`)ノ
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