こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
毎日、慌ただしく「やらなければいけないこと」に追われていませんか?そんな中、知らず知らずのうちにストレスが溜まっていくと、ある日突然、思いがけない病気に襲われてしまうかもしれません。
人は「1. 警告反応期」→「2. 抵抗期」→「3. 疲弊期」という3つの期間を経て、病気を発症するといわれています。
1つめの「警告反応期」は、いわばストレスを受けて心身が警戒し、敵襲に備えるような反応を起こす時期。心臓がドキドキする、血圧が高くなる、体がこわばり体のあちこちにコリを感じるといった症状が起こります。とはいえ、その後もストレスが続いていくと、体は2つめの「抵抗期」に入ります。
「抵抗期」は、ストレスに対抗するために副腎皮質ホルモンが分泌され、体の抵抗力が増す時期。活動性がアップするので、睡眠時間を削っても頑張れたりします。そのため、「俺はストレスに打ち勝った!」「忙しさに慣れちゃったのかも?」と過信しやすいのですが、適度に休息をとり、心身のメンテナンスを行わないと気がつけば3つめの「疲弊期」に突入してしまいます。
「疲弊期」に入ると「頑張らなきゃ」と思っても力が出ず、疲労状態からなかなか抜け出せなくなってしまいます。体の抵抗力が急激に低下するため、感染症にかかりやすくなったり、アレルギー症状が悪化したり、体の臓器機能も低下し、さまざまな身体疾患を発症しやすくなります。また、うつ病などの心の病気にもかかりやすくなってしまいます。
ちなみに、ストレスによって体に現れる病気を「心身症」といい、若い人にも一般的によく見られる心身症には以下のようなものが挙げられます。
・「胃潰瘍」「過敏性腸症候群」など消化器系の病気
・「筋緊張性頭痛」など神経系の病気
・「気管支喘息」など呼吸器系の病気
・「アトピー性皮膚炎」「円形脱毛症」など皮膚科系の病気
・「月経異常」など産婦人科系の病気
これら病気にかからないためにも、自分に合った「休養」を積極的に取り入れましょう。レジャーやショッピングなど休日でも外に出たいという方もいらっしゃれば1日中ゴロゴロしたいという方もいらっしゃいます。家族がいるとなかなか自分の思い通りの休日は過ごしにくいと思いますが、忙しい時期は家族の協力もと好きに過ごす日を作ることが家族のためにもなるとパートナーにお伝え下さい(T^T)(笑)
最後までご清覧いただきありがとうございます。