こんにちは。mitteのトレーナーイワサキ ケンジです。
このブログでも何度か「高血圧」について取り上げてきました。今回は、その高血圧が認知症に関係があるのか?について書いていきたいと思います。
認知症の原因となる疾患には様々なものがありますが、認知症の約8割が脳血管性認知症とアルツハイマー性認知症で占められます。
脳血管性認知症は、脳卒中などによって脳の血管が破れたり詰まったりした結果、脳に障害が起こり発症します。
一方、アルツハイマー性認知症の原因は未だ解明されていませんが、何らかの原因で脳の細胞が変性した結果、認知症を発症します。
アルツハイマー性認知症は、40~60歳代で発症することが多く、まれに若年者に発症することがあります。
一方、脳血管性認知症は、脳卒中(脳梗塞や脳出血)の発症に伴って段階的に発症・進行します。範囲の大きな脳卒中の場合は、発作後すぐに認知症を発症することがありますが、小さな脳卒中を繰り返した結果、認知症が進んでいるケースもあります。
そして、高血圧は脳卒中の大きな危険因子の1つなので、高血圧があると脳卒中を発症しやすく、その結果認知症になる可能性があるといえるでしょう。他にも、高脂血症や糖尿病などのいわゆる生活習慣病も脳卒中のリスクになりますので、注意が必要です。
高血圧→脳卒中→認知症。この連鎖にならないようにファーストステップの高血圧で防ぐように心がけましょう。なぜなら、食事や運動などの生活習慣でコントロールできるのは高血圧しかないからです☆
最後までご清覧いただきありがとうございます。