こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
トレーニングに来られているお客様によくご自宅での運動として「ストレッチ」をご案内しています。その時、「必ず20秒はストレッチをかけ続けるようにしてください。」とお伝えしています。
理由は簡単・・・・・4、5秒しかかけないストレッチではカラダが柔らかくならないのはもちろん代謝アップにもつながりません。
筋肉は急激に伸ばされると、脳はその筋肉にたいして「縮め!」という信号を出します。これを「伸張反射」といいます。
皆さんもご経験があると思いますが、コクリコクリと居眠りをしていて、急にガクッとなった時に顔が上がって恥ずかしくなったことありませんか?
これが「伸張反射」です。
急にガクッとなった時、脳は急に筋肉が伸ばされ危険!と認知し、「縮め!」という信号を筋肉に出し、痛めるのを防いでくれていたのです。
そして、この反射が続くとこのまま筋肉縮ませたままだと、筋肉を痛めるから、「伸びろ!」という信号を脳が出します。その信号が出て筋肉が緩んできて伸びるまで20~30秒ストレッチをする必要があるのです。
だから、2,3秒で勢いよく伸ばすストレッチでは筋肉が縮もうとしている状態で終わるので筋肉は伸ばされていません。
一般的に知られている静的ストレッチでは、この反射を出さないように、ゆっくり伸ばすことが大事となります。
焦ってやらず落ち着いてリラックスした状態で行うようにしましょう。
最後までご清覧いただきありがとうございます。