人に必要な3大栄養素は「炭水化物」「脂質」「タンパク質」です。そのいずれにもエネルギー(カロリー)があり、食材のカロリーは大まかにこれら3つの組み合わせによって算出されています。
代謝に必要な時間(余分なモノが体脂肪になるまでの時間)は栄養素ごとや条件によって違いがありますが、「摂取された脂肪はすぐ(12時間以内)に脂肪として蓄えられます。栄養状態によって異なりますが早い場合、1~2日のうちに脂肪酸に変換されてしまう。(国立栄養研究所)」とのこと。意外に早く体脂肪として蓄えられてしまうんですねぇ。
ケーキバイキングに行ったら次の日にはそこで食べたものが自分の身体の体脂肪になってるってことですね!怖ろしい~
かといって「甘い物がやめられない」「お酒がやめられない」「時間がなく外食ばかりだ」皆さんのこういった気持ちも分かります。
やめることができればそれがベストですが自分の意志だけではなかなかやめられないもの・・・・・。
でも、そのままでは現状は打開できません!やめられない方は、やめられないものをご褒美として捉えていただくとよいでしょう。そして、そのご褒美を得るために他の食事の機会で調整をするようにしましょう。
オススメは2日間調整。比較的実行しやすく、ムリな断食などをしなくても大丈夫です。
たとえば、1日1500kcal程度を摂取目安カロリーとしてダイエットをしているとすると、4500kcalが3日分の摂取カロリー量になりますよね。この範囲内で、偏ってしまったカロリーを上手に分配するのが大枠の考え方です。
結婚披露宴などでフランス料理のコースを食べ(仮に2000kcal)、朝も夜もちょこちょこと何かと食べてしまい(500kcal)、1日で2500kcal程度摂取してしまったとします。この場合、翌日と翌々日を運動によるマイナスも含めて1000kcal程度で過ごすことで、計算上は3日間の帳尻を合わせていくといった具合です。
また、偏って食べてしまった食事の内容を思い出し、食事回数・野菜・主食・水分の4点セットを守りながら、多く摂りすぎてしまったものを徹底的にカットしましょう。ケーキバイキングなら、翌日以降2日間は砂糖・アブラ(動物性・植物性ともに)抜きといった心がけをしましょう。
そして、食べ過ぎをリセットするために次の5つの基本ポイントにも気をつけましょう。
1.1日3回の食事回数を守りましょう。
1日1食にするなど長い時間の断食状態は、身体のサイクルを戻せないばかりか、体脂肪を合成しやすくなる傾向があり、避けたほうが無難です。少量ずつ3食に分けて食べるなどしたほうが、結果的に代謝を高められます。
2.野菜をたっぷり摂りましょう。
代謝アップのためにも毎日摂りたいビタミンやミネラル、食物繊維がたっぷりの野菜。1日350gを目安に食べましょう。野菜100gの目安は、トマトなら小1個、ほうれん草なら5~6株程度です。手軽に食べるなら、コンソメで煮た野菜スープや、野菜の味噌汁がおすすめ。汁物はボリュームがあり、満腹感を感じさせてくれるので一石二鳥です。
素材もきのこ類、葉物、根菜、海藻類など、バリエーションをつけてください。
3.主食はきちんと食べる
炭水化物を含む主食は、身体の機能を円滑にして代謝を正常に保つために欠かせません。不足するとだるく感じたり、余計に甘い物が食べたくなったりして逆効果になることも。量を控えめにしながら、毎日摂るようにしましょう。
4.水分補給もしましょう。
代謝を促すには水も必要で、忘れないようにしてください。いつもより多めに飲むことで、排出も代謝もスムーズになります。ただし、甘い飲み物でのカロリーの摂りすぎには注意。ノンカロリーのお茶か、お水にしましょう。
5.運動も合わせて行いましょう。
食事から摂るカロリーを1000kcal未満に設定するなど、基礎代謝を下回るようなムリな設定はリバウンドの可能性があるのでおすすめできません。太りやすい体質になる原因にもなってしまいます。必ず運動を組み合わせてくださいね。
たとえば、早歩きを1時間頑張れば240kcalほどの消費になるといわれています(体重60kgの場合)。食事制限と同時に1時間の早歩きを行えば、大幅にダイエット効率がアップしますよ。
計画的に行うことでおもしろいように体重を落とすことができますよ!計画がたてられないという方はmitteにお越しください。アナタに合ったダイエット計画をご提案致します。
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