こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
筋肉のトレーニングに関心のある方は、耳にされたことがある「インナーマッスル」。体の奥のほうにある筋肉の総称のことで、主に姿勢を細かく調節したり、関節の位置を正常に保ったりするという働きをしています。
今回は、インナーマッスルの中でも骨盤にある「骨盤底筋群」についてお話したいと思います。
骨盤底筋とはその名の通り、骨盤の底にあり、底の空いた空間を塞ぐように何層にもなってハンモック状に貼り巡っており、肛門や尿道などを閉め、さらに内臓を支える大事な筋肉です。骨盤底筋群が衰えてくると、肛門や尿道を閉める力が弱くなり、咳やくしゃみをしたときに尿漏れをしたり、夜中に何度もトイレに行きたくなって起きたりなどの尿トラブルにつながります。男性は肛門を占めると連動して尿道も締まりますが、女性の場合は肛門を締めても膣があるため尿道まで締められませんので、特に女性に多く見られる症状です。
高齢者はもちろんのこと、出産経験者は若くても尿トラブルに悩む方が多くいらっしゃいます。おおよそ70%もの方が尿漏れを経験しているのです。
なかなか人に相談しづらい症状・・・・・できれば症状がでないように日頃からしっかりと鍛えておきましょう!
骨盤底筋群の機能を正常化させるためのセルフトレーニングをご紹介しましょう。
①仰向けに寝て、足を肩幅に開き、膝を立てます。
②身体の力を抜き、肛門と尿道をキュッと締め、そのままゆっくり5つ数えます。
③そしてゆっくりと肛門と尿道をゆるめます。
予防なら1 0回1セットを一日3セット。改善なら5セットを目安にしてください。
早い人なら2週間ほどで効果が出てきます。
その他にもトレーニングしたい!セルフトレーニングだけでは物足りない!という方は、ぜひmitteにお越しください。様々なインナーマッスルのトレーニング方法をご提案致しますよ。
最後までご清覧いただきありがとうございます。