こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
以前、ブログを読んでいただいている方から「子供の減量方法を教えてほしい。」というご要望がありましたのでご紹介致します。
まず、成長過程にある子供に対して無理な減量は将来に関わるので無計画で絶対に行わないようにしましょう!
これは守ってくださいね。
では本題ですが、
1,最低必要な栄養素とその量を把握しましょう。
減量だからといって、炭水化物や肉を食べないのは間違いです!脳の発達時期であるこの時期に脳の唯一のエネルギー源である糖質(炭水化物など)を摂取せず、筋肉や骨の発達に欠かせないアミノ酸(タンパク質など)が摂れていないと発達障害に繋がるケースも!1日の食事で糖質は最低でも約250~300g、タンパク質は70g以上は摂取するようにしましょう。
また、その他の栄養を摂るために野菜も欠かせません。できれば噛まないと食べられないサイズに切った野菜や固めに炒めたり・茹でたりした野菜を最初に食べるようにすると血糖値の上昇が緩やかになり満腹感も得やすくなるのでオススメです。
2,3食規則正しく食べるようにしましょう。
「1,」で述べた糖質とタンパク質の最低摂取量を1回や2回だけの食事で摂ろうとすると太ってしまいます。なぜなら、人のカラダは1回の食事で吸収できる栄養量が決まっているからです。余剰分は、体外に排出されるかカラダの中に脂肪として蓄えられてしまいます。なので、減量したいからといって食事を抜くことは逆に体重を増やしてしまう結果になりかねません。むしろ食事回数を増やし1日の中で細かく栄養を摂取する方が減量への近道になるでしょう。
3,間食は控えめにしましょう。
ここでいう間食は「お菓子」のことです。脂質が多いお菓子類は減量の妨げになります。低カロリーなゼリーやフルーツを選ぶようにしましょう。
4,必要であれば有酸素運動を追加しましょう。
食事だけで管理するのが難しいという方、練習量に余裕があれば有酸素運動運動を追加し消費カロリーを増やしましょう。1時間ジョギングするだけでも効果は十分あります。
5,頑張って取り組んでいる姿を評価してあげましょう。
これが1番大事かも・・・・・子供1人でモチベーションを保つことは本当に難しいです。親や指導者がしっかりと見守り努力していることをちゃんと褒めてあげましょう。子供のやる気を出させることが1番大事ですよ。
以上5つの項目を参考に食事量をコントロールしてあげてください。
ただ、私的には成長期の子供に減量を実施するのはあまりオススメできません。(肥満症などであれば話は別ですが・・・・・)
本当に、今減量することが正しいことなのか?目先のことより将来を見据えて指導者や本人とよく話してくださいね。
最後までご清覧いただきありがとうございます。