こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
カロリーには気をつけているつもりだし、そこまで食べすぎている気はしない。でも、痩せにくい体質なのか体重が落ちない……という声をよく聞きます。
確かに個人により代謝に差があるのは事実ですが、乱れた生活習慣を繰り返しているといくら代謝が高くてもなかなか思うようには痩せられません。
また、「やせること=体重を減らすこと」と考えている人が多いようですが、肥満とは体重が重いこと、あるいは多くなったことではなく、正確には多すぎる脂肪が体にたまった状態のことです。よって、体脂肪を減らさなければダイエットの意味がありません。
今回は、陥りやすいダイエットの誤った生活習慣についてお話していきましょう。
1,食事制限だけで痩せようと思っている
食事制限だけで痩せようと思うと、脂肪と一緒に筋肉も落ちてしまいます。しかも、「我慢した後にはドカ食いに走る」傾向が強く、結果、体内の脂肪率はダイエット前よりも増えてしまいます。
「我慢するダイエット」より、「食べて動いて消費するダイエット」に思い切って変えましょう。運動はストレス解消にもなります。また、筋肉量の増加により基礎代謝が上がり、結果寝ていても痩せる、痩せやすい体に変化します。
2,睡眠不足で痩せる
起きていれば消費カロリーが増えると思うかもしれませんが、これは大きな間違いです。 睡眠不足は食欲を抑制する「レプチン」が減り、逆に食欲を増進させる「グレリン」を増やします。
深夜12時前には寝るように心がけましょう。寝つきが悪い人は、ストレッチやお風呂にゆっくりつかるなどして、副交感神経を優位にして良質な睡眠を手に入れるようにしましょうね。
3,脂肪0食品で痩せようとする
脂肪0食品とは、脂肪分を砂糖、小麦粉、コーンスターチ、塩など、別の食品で代用したものです。本来なら脂肪分がないとまずくて食べられないものも、このように糖分や塩を使って食べやすくしています。
つまり、ダイエットにいい!と思い込んでいる食品や飲料には、意外と糖分や塩分が多く含まれているのです。ノンオイルのドレッシングや、清涼飲料などをあまり過度に摂ることはオススメしません。
とはいえ、甘いものがなくなったら本当に困る……という甘党の人は、黒糖や果物、野菜や根菜類からの甘さを上手に利用しましょう。
何か1つを過剰に頑張っても上手くいかないのがダイエット・・・・・食事も運動も休息もバランス良くなるように見直してみましょう。「こんなに頑張っているのに痩せられない!」という方は、何かが過剰もしくは不足になっているはずですよ。
最後までご清覧いただきありがとうございます。