こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
早いもので5月も最終日になりました。今回は今の時期旬となる食材をご紹介したいと思います。
なぜなら、旬の食材はその季節を健康的に乗り切るための栄養素を豊富に含んでいるからです。
この時期は、無気力な状態に見舞われることが多く眠れなくなったり、疲労感や倦怠感がずっしり重く感じられ、抑うつ気分に陥りやすく、どうにかしようとあせればあせるほど、深みにはまってしまうことが多いようです。
そんな時は免疫力も低下しやすく、ちょっとしたことで体調を崩しやすいので注意が必要です。
解消するには、ビタミンCの豊富な食べ物を積極的に取ってストレスに負けない食生活を心がけ、疲れや倦怠感、食欲不振を和らげるビタミンB1や、硫化アリルを含有した食材を中心に、バランスのよい食生活を取ることが大切です。
そんな5~6月の間に旬をむかえる食材は3品目。鮮度は3日間といわれるそら豆、サラダ感覚で食べられるスナップえんどう、そして海では真ダコのおいしい季節です。
それぞれの、栄養と効果をご紹介しましょう。
・そら豆
主成分はたんぱく質と炭水化物。ビタミンB1、B2などのB群やカルシウム、カリウム、燐、鉄分、亜鉛などのミネラル類を含みます。食物繊維も豊富でビタミンCも豊富に含まれています。
ビタミンB2は成長を促し細胞の再生を助けます。食物繊維が血中のコレステロールを減らし血糖値を安定させ、そして、カリウムの働きと一緒になって血圧を下げ安定させます。
・スナップえんどう
たんぱく質とでんぷんが主成分で、必須アミノ酸のリジンを多く含んでいます。ビタミンB1、B2、Cなどのビタミン類や、カリウムや食物繊維む含まれています。
必須アミノ酸のリジンは成長期に欠かせないアミノ酸で、ビタミンB2と一緒に発育不全を防ぎ、唇の荒れや皮膚炎を予防します。また、ビタミンCは感染症の予防に有効でカリウムが体内のナトリウムを調整して排出するので、利尿効果もあり、むくみ解消にも働きます。そして食物繊維が腸の働きを整え便秘予防効果もあります。
・真タコ
たんぱく質が豊富で脂肪が少なく、ビタミンBや、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラル類、遊離アミノ酸のタウリンを含みます。
脂質が少ないのでダイエットにオススメ!タウリンが血中コレステロールを下げ、血圧を安定させます。また、目の網膜に働き視力を強化し、暗視能力を高めるといわれています。
疲れをとる栄養素ビタミンB、Cを含んでいる食品が多いのが特徴です。
今日からの食生活の中に上手く取り入れて、疲れ知らずのカラダを作りましょう!
最後までご清覧いただきありがとうございます。