こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
梅雨・・・・・ジメジメしていて何か嫌ですよね。そんな梅雨時は湿気の害を一番受けやすいといわれています。
わたしたちの体重の3分の2は水分で、水分は体内をくまなく循環し、たえず入れ替わっています。
私たちは、飲み物や食べ物として水分を取り入れ、その排泄は、呼気や大小便として、また、全身の皮膚から排泄しています。
皮膚や粘膜からは、1日に約1リットル蒸発しています。汗による水の排泄は大きく、仕事や運動、入浴、気温上昇で、汗は流れ出ます。
この汗の量は、夏期ですと、座った仕事をしている人で1日に1.5~2リットル。筋肉労働をしている人では、3リットル以上になるといわれています。
しかし、じめじめした梅雨時には、空気が湿っていたり、風通しが悪いと皮膚からの排泄作用が十分に行われず、水毒症状となり、体調は狂い、持病が出てきたり、諸症状がひどくなったりします。
今回は、梅雨の時期になりやすい水毒症状の予防についてお話させていただきます。
水毒を起こさないためにポイント① 汗とり
蒸し暑くなると、つい口当たりのよい冷たい飲み物や食べ物を取りたくなります。しかし、これを十分に処理できず、体内に長ぐ溜めると、やがて水毒となります。仕事や運動、お風呂、サウナで汗を絞り出しましょう。
ことに、長時間冷房の中で過ごす人には汗取りは必要です。
水毒を起こさないためにポイント② 自然の暮らし
家庭も職場も車も冷房が付き、汗をかかず、一見、快適生活なようですが、それは自然から離れた不自然な生活だということを自覚することが必要です。
冷房の中での冷たい飲み物や食べ物は、体のためには決して良くありません。冷房の効き過ぎは体を侵し、戸外の暑さに対応できない体にしてしまいます。
水毒を起こさないためにポイント③ 適度な運動
気や血のめぐりを良くするために、適度な運動をして軽く汗を流すこと。体がだるい、頭が痛い、肩や首が凝って痛い、足腰がだるい、お腹の調子が悪いなどの体の痛みが楽になり、気持ちをスッキリさせることができます。
水毒を起こさないためにポイント④ 食事による養生
生もの、水もの、冷たいものそして脂っこいものを食べ過ぎないようにしましょう。そして、香味野菜を大いに活用しましょう。 刺身などには、わさび、生姜、みょうが、防風、紫蘇、にんにくなどを組み合わせる。 香りが、湿気で塞がった毛穴をく開き、気分爽快となります。
また、カレーに含まれるハーブ類は芳香健胃作用があって、胃腸の働きも良くなるし、辛味で軽く汗をかくと体内が軽くなります。
汗をかくことは良いことです。冷房の効いた部屋の中でじっとしていないで外に出て汗をかきましょう!
最後までご清覧いただきありがとうございます。