こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
前回の続きで、今日はタンパク質のお話です。
皆さん、「アミノ酸」って聞いたことありますよね。タンパク質が分解されたときに出来るのがアミノ酸です。
このアミノ酸は大きく2種類に分けることができ、体内で作り出すことが出来る性質のアミノ酸「非必須アミノ酸」と、体内で作り出すことが出来ない性質の「必須アミノ酸」に分ける事が出来ます。
必須アミノ酸とは?
体内では生成できないので、食事などで外部からの補給が必要な栄養素です。
これらの食品を食生活に積極的に取り入れたり、サプリメントやプロテイン等で摂取するようにすると、筋肉の増強を助けることが出来ます。
非必須アミノ酸とは?
アラニン、アルギニン、アスパラギン、セリン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン、グルタミン酸、グリシン、プロリン、チロリンは体内で生成できるので、非必須アミノ酸に分類されます。
人間が必要とする必須アミノ酸と主に含まれる食品をご紹介します。
イソロイシン 牛乳や鶏肉など
ロイシン ハム、レバー、牛肉牛乳など
メチオニン 肉類、野菜類、果物類など
トレオニン 鶏肉や魚類、肉類など
トリプトファン バナナ、牛乳、豆乳など
リシン 大豆、インゲン豆、ほうれん草など
ヒスチジン チーズや肉類など
フェニルアラニン 肉類や魚類など
バリン 牛肉、落花生、ごまなど
これらのアミノ酸をバランス良く摂取する事で、効率よく筋肉が作られていきます。
しかし、だからといって過剰摂取にも注意が必要です。たんぱく質は、体内にためておくことが出来ない性質を持っているます。ですから、余分なタンパク質は排泄物として体外へ出されてしまうのです。その際に腎臓への負担がかかってしまうので、身体に良いからと言って摂りすぎるのも危険なのです。
トレーニングだけでは筋肉は増えません!食事からこういった栄養素をしっかり摂るようにしなければ頑張りが水の泡です。摂りすぎ注意と言いましたが、現状はタンパク質(アミノ酸)の摂取は不足気味の方が多いです。お肉だって調理方法によってはカロリーを充分に抑えられるので積極的に摂りましょう!
最後までご清覧いただきありがとうございます。