こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
梅雨や台風を乗り越えてとうとう暑い夏がやってきますね!楽しいイベントが盛りだくさんで今からワクワクしますね♪
しかし、この 時期は梅雨から引きずってしまっている食欲不振やだるさに因る筋力の低下、そこからのこの暑さで血行不良や体力不足が原因となり、頭痛や肩こりをうったえる方が多い時でもあります。
これから皆様が元気に楽しく夏を過ごして頂けるよう、季節柄特有のお身体の不調を取り除いていきましょう!
肩こりの原因は主に前と後ろのアンバランスによって引き起されます。前を向いている私達は前屈においては割と得意ですが、後ろ側の意識は非常に低く後屈がとても苦手な生き物です。後屈は日常生活の行動パターンにほぼない動きなんです。
デスクワークの方は特に前のめりになりがちで更に頭も目も酷使していますので、肩こりになる条件が揃ってしまっているのです。
肩が凝ってくると眼精疲労そして頭痛に発展してしまいます。人はバランスによって成り立っています。身体においても精神においても、全ての事象にバランス感覚を持つという姿勢は大切ですね。ですからしっかりと後ろ側をほぐしてあげる事が重要なのです!
その後ろ側をほぐすにあたって大切になってくるのが「肩甲骨」です。「浮遊骨」とも呼ばれる肩甲骨、身体から天使の羽のように離れていて動く骨なのですが、運動不足や前のめりの姿勢ばかりの生活習慣によってべったりと身体に張り付き全然動けなくなってしまうんです。そうなると巡りが悪くなり肩こりや頭痛を誘発してしまいます。
ですからしっかりと肩甲骨が本来の動きを取り戻せるようなアプローチをご紹介していきます。
今回は、 肩こり解消に効果のある、猫のポーズをご紹介します。
①四つん這いの状態から、そのままお尻の位置をできるだけキープして両手を前方に伸ばして背骨を反らせていきます。
②可能であれば胸を床につけますが、あくまでも心地の良い範囲で行っていきましょう。肩甲骨を上から押されている様な感覚で、骨盤からの背骨の心地の良い響きを感じながら3~5呼吸します。
③もう少し余裕があれば太ももの内側に見えないクッションを挟んでいるとイメージし、そのクッションをむぎゅっと潰す意識をすると更にお尻や腿に響きが得られるでしょう。反りが強くなるにつれ、顎が邪魔になってきますのでお首を左右に傾けてあげてフォローします。
④ゆっくりと両手を膝に引き寄せるようにして起きてきて、ゆったりと寛ぎます。この猫のポーズは骨盤からダイナミックにしなやかに伸びていく本来の背骨のS字のカーブを取り戻してくれるポーズです。背骨がしなやかだとバストアップや脂肪燃焼にも繋がりますし、なによりも前向きで意欲的な健全な精神力がうまれてきます。
内腿の意識を取り入れるだけで腿やヒップの強化引締めにもつながる素敵なポーズです。ぜひぜひ寝る前や起き抜けに、猫になりきってポーズをとってみて下さいね!
日常生活の中に無理なく効果的な動きを取り入れてあげると知らぬ間に肩こりとサヨナラできますよ☆
最後までご清覧いただきありがとうございます。