こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
「何も食べずに運動したほうが体重や体脂肪がより減るのでは?」という考えで空腹のまま運動してしまう人がいますが、これは大きな間違いです。
空腹時の運動は身体にとって負担が大きく、運動することのメリットも少なくなってしまいます。運動に必要なエネルギー源を確保するためにも、身体を動かす前には、下記のような軽食や果物などを軽く補給してから行うようにしましょう。
・バナナなどフルーツ類
・フルーツ、野菜を使ったグリーンスムージー
・サンドウィッチ、おにぎりなど
食事をしてから運動するまでの時間は、30分以上あけることが望ましいといわれています。
しっかりとした食事と運動開始時間が2時間以内の場合、そのまま運動をしても問題ありませんが、食事から4時間以上あけた状態で運動を始める場合、運動に必要なエネルギー源が不足しているので軽食などを摂るようにしましょう。
また、ウォーキングやジョギング、自転車といった比較的長時間運動の場合、運動中にも水分補給を行う必要があります。コップ半分から1杯くらいを目安にして、糖分・塩分を含むドリンク類などを摂取することが理想的です。
運動中に軽食を摂る場合は、バナナなどのフルーツやエネルギーゼリー、パンなど手軽にエネルギー補給できるものがオススメです。
そして、運動後は筋肉へのダメージや疲労の蓄積が考えられるため、身体にとって必要な栄養素を含む食事を摂りましょう。筋肉疲労には、タンパク質を多く含む食材を選ぶことが大切です。
肉、魚、卵、乳製品などはタンパク質を含む代表的な食材で、これらを含む食事を摂ることは筋肉疲労や筋肉痛の軽減に役立ちます。
筋肉痛には特に、アミノ酸(BCAA)を含むものを摂るとよいでしょう。エネルギー源としての炭水化物や脂質を含む食材、そして野菜をはじめとするミネラルやビタミンを含む食材も疲労回復には不可欠です。
何よりも「バランスのいい食事」を心がけることが、運動の効果を引き出すにはとても重要です。
最後までご清覧いただきありがとうございます。