こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
忙しいときは、ついついインスタント食品やファーストフードに頼りがちですよね。こうした食品の中には、食品添加物などが含まれている場合があるので、注意が必要です。
ただ、現代の食生活の中でこれらの物質を完全除去するのは困難で、少しぐらい食べてしまっても激しく体調を崩すことはありません。過剰に神経質になるよりも体にプラスに働く栄養を摂ったり、体の汚れを排出するために汗をかき、運動不足にならないことを心がけてください。
まず気をつけたいのは「食品添加物」。「合成着色料」は食品の色を鮮やかにおいしそうにするためのもので、特に添加する必要がないものです。漬物、加工食品、お弁当、菓子類に多く含まれています。
「赤色1号」「青色2号」などという表示が合成着色料です。「漂白剤」は野菜や肉、魚をきれいに見せるために使うもの。カット野菜やエビなどによく使われています。天然のものは調理して時間が経てば、色が悪くなるものでいつまでも色鮮やかなものはちょっと危険と思うようにしてください。
そして、できる限り天然で旬のものを選びましょう!
養殖魚には、飼育の段階でエサに抗生物質、抗菌剤などが含まれていることがあります。値段は高くなりますが、できるだけ「天然」で「旬」のものを選びましょう。
肉や卵に関しても、養殖魚と同じように、抗生物質や抗菌剤がエサに含まれていることがあります。できれば「平飼い」といって、広いスペースで自由に運動できる環境で育った家畜の肉を選ぶようにしましょう。
加工食品が腐りにくいのは、「保存料」が添加されているため。「ソルビン酸」は食肉加工品や漬物に含まれており、「安息香酸」類はマーガリン、しょうゆ、清涼飲料水など、「プロピオン酸」はパンやチーズなどに使用されていることが多いようです。
いつまでも腐らないもの、腐りにくいものはちょっとおかしいなと判断し、新鮮なものをなるべく早く食べることを心がけてください。
今、注目されているのは「フィトケミカル」という細菌や害虫に負けないために、植物が自分を守ろうとする成分を抽出したもの。天然の保存料として用い、すでに使用されているものもあります。食品に「天然添加物」の表示が増えるといいですね。
最後に、酸化した油は体を傷つけやすいので何度も使った揚げ油にも注意してください。何度も加熱することで油が酸化してしまいます。可能であれば、ノンフライを選ぶとよいですね。
最初にも書きましたが現代の食生活の中でこういったものを完全に除去する事は非常に難しいです。あまり神経質にならず、できることから始めましょう!
最後までご清覧いただきありがとうございます。