こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
健康でいきいきとした毎日を送れたら・・・・・と願うのは皆さん当然ですよね。古今東西さまざまな健康法があり、健康維持や回復に関する情報はいつも注目の的です。
一方で、毎日のちょっとした生活の習慣やクセが実は健康によくないとしたら・・・・・かなり気になりませんか?今回は、毎日の生活で気をつけたい3つのポイントをご紹介しましょう。
1.健康のため、和食中心の生活をしても・・・・・
食生活の欧米化に伴い、高脂肪、高カロリー食が問題となり、肥満・メタボというのは関心の高いテーマです。対策は、なんといっても食事。ヘルシーフードの一つが和食です。欧米でも「スシ」は健康的な食べ物の代表格。
しかし、その和食にも注意が必要なのをご存じですか? それは・・・・・塩分。標準的とされる1日の塩分摂取量は7~9g前後。でも、和食はお味噌や醤油など、どうしても塩分を摂り気味になります。
たとえば、お味噌汁1杯が2g程度とされているので、和食中心にして、お味噌汁、おかずに焼き魚や煮浸しなどを頻繁に食べていると、あっという間に基準量をオーバーしてしまいます。
実際、日本人の平均塩分摂取量は11gという報告もあります。塩分過多が原因で起こる高血圧の患者さんが依然として多い状況です。薄味、醤油や塩のかけ過ぎに気をつける、香辛料や柑橘類などの味付けにバリエーションを加えるなど、ちょっとした工夫が効果的です。
2.ストレス解消で音楽を楽しむのはいいけれど・・・・・
音楽は私たちの心や人生を豊かにしてくれます。特に最近は携帯型音楽プレーヤーが発達し、価格も手ごろになってきました。イヤホンなどのアクセサリも年々充実し、まさに生活の一部という方も少なくないでしょう。
私も車での移動時間やトレーニングのときなどは音楽を楽しんでいますが、自分でも気をつけているのが音量。例えば電車でイヤホンからの音漏れは、マナーの観点からも問題です。注意している方もいると思いますが、自分の部屋などで音楽を楽しむときには、ついつい音量をあげてしまいませんか?
あまりに大きな音量で長時間音楽を聴くことは、聴力を落とす原因になりかねません。音楽は適度な音量で、適度な時間楽しむ。何事も、ほどほどが良いということです。
3.血液さらさらを目指すのもいいけれど・・・・・
中高年以上の方が気になる健康キーワードの一つが「血液さらさら」。細い血管を血液がさらさらと流れるイメージは、健康が気になる年代の方には広く受け入れられています。
そのための生活習慣の一つが、十分な水分摂取。医療機関を受診した際も「水分をしっかり摂ってくださいね!」と言うのは、さよならの挨拶がわりに言われるイメージがあります。極端な脱水は血液の粘ちょう度(粘り気)をあげ、微小な血管の流れを悪くしてしまうため、適度な水分摂取は必要です。
しかし、水分を十二分に摂取した場合、当然のことながら尿量が増えます。特に、夕食後の水分量は夜間の尿量・尿回数に影響を及ぼし、高齢者では夜間尿の回数が増え、睡眠が妨げられるケースが出てきます。
また、極端な水分摂取は、むくみの原因にもなります。極端な口や皮膚の渇きがなく、尿の色がそれほど濃くないようであれば、あまり水分補給に執心しなくてもよいでしょう。
以上、日常生活で何気なくやっている習慣について、健康への影響を踏まえてご紹介しました。ぜひ参考にしてください。
最後までご清覧いただきありがとうございます。