こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
よく見たり、聞いたりする生活習慣病・・・・・。代表は糖尿病、高血圧、高脂血症などですが、一昔前までは成人病といわれていました。しかし現在、これらの病気は大人になったら誰でもかかる病気というわけではなく、自身の生活習慣が招く病気であることが明らかになってきました。
生活習慣病は動脈硬化を招き、心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる病気の原因となりえます。また、国民の3人に1人が亡くなっているがんも生活習慣病であり、生活習慣病の予防や治療は非常に重要なポイントです。一方、生活習慣のほとんどは「食事」が占めています。ですので今回は、健康で長生きするための食習慣をご紹介したいと思います
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1,食べ過ぎない!
飽食の時代といわれて久しいわが国で、食べ過ぎは多くの方が陥りやすい状況です。もちろん私もその一人・・・・・
。大人のつきあい、忙しい仕事や家事の中で、どうしても食べ過ぎてしまいがちです。食べ過ぎは糖尿や高脂血症を招き、動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞にもつながりかねません。
最近の研究では、内臓脂肪の過度の蓄積は消化器系がん発生との関連も明らかにされつつあります。 定期的に食事をとり、間食を減らすことが基本的なポイントになるでしょう。
2,飲み過ぎない!
お酒は適量であれば、まさに百薬の長になりますが、過度の飲酒は肝臓への負担、カロリーオーバーになりがちです。健康の維持には要注意です。アルコールは肝臓の解毒作用により分解されていきますが、その処理能力を超えるアルコール量の摂取は肝臓の細胞を傷つけ、アルコール性の肝炎、そして肝硬変を引き起こします。
肝臓の機能が落ちると、だるさや疲れが続くだけでなく、食道静脈瘤や血小板減少などの病気につながります。肝硬変から肝臓がんにつながるケースもあります。
お酒そのものもカロリーは多いのですが、酒の肴やつまみもカロリーオーバーにつながりやすいものが多いのです。さらに、お酒を飲むと自制心がゆるんで、気をつけていても食べ過ぎてしまう・・・・・これは皆さん経験済みかもしれませんね。
3,門限をつくる!
食べ過ぎない、飲み過ぎないのは、お食事のときにメニュー選びや意識の仕方によって対応することが必要ですが、もう少し根本的な対策があります。それは、食事の門限を決めてしまうことです。
食事はなるべく午後9時までに済ませてしまいましょう。もちろん、仕事での会食や職場でのイベントなど、そうはいかない場合もありますが、自宅での食事は、午後9時を回ってからは食べないように心がけます。
一つは、だらだらと食べることを回避するため。もう一つは、私たちの体は体内時計にもとづくリズム(サーカディアンリズム)に従い、午後9時を回るとエネルギーを蓄積するモードに入るためです。夜になると摂取したエネルギーや養分を吸収・蓄積するモードに切り替わるので、体に脂肪の形で蓄積されやすくなるのです。
以上の3つの食習慣を参考に健康でイキイキとした生活を送り、血管の健康を守り、がんを予防しましょう。
今日の食事から気をつけてください。
最後までご清覧いただきありがとうございます。