こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
ようやく9月に入り少しは涼しくなるかと思いきや、まだまだ暑い毎日ですね。この季節は、暑い夏の疲れも出て体調を崩しやすくなります。そんな時こそ規則正しい生活を送ることが大切。そして、規則正しく毎日を過ごしていくためには一日の始まりである朝ごはんは欠かせません!
そこで、今回は朝ごはんの働きや、朝ごはんを食べるときのポイントをご紹介したいと思います。
朝ご飯の働きその① 集中力アップ!
前の日の夜ご飯が寝ている間に消化されているので、朝は脳も体もエネルギー欠乏状態です。ですから、朝ごはんを食べないと午前中の勉強や仕事の集中力が上がりません。最近の小学生対象の研究でも、「朝食を食べた児童のほうが、食べていない児童よりテストの成績が高かった」という結果が出ています。
脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖です。お米はブドウ糖の源になるでんぷん質を多く含んでいるので朝ごはんにはぴったりです。また、ご飯はパンに比べて血糖値の上がり下がりがゆるやかなので、腹持ちが良い食品ということになります。
朝ご飯の働きその② メタボ予防
最近では、ダイエットや生活習慣の乱れから、朝ごはんを食べない人が多いようです。「朝は時間がない」「少しでも長く寝ていたい」といった理由が多いようですが、朝ごはんを食べないと体がエネルギー欠乏状態であることを感じ取って、エネルギーを消費せずに溜めておこうとするので太りやすくなってしまいます。
ちなみに相撲の世界では、効率よく体重を増やすために、朝は何も食べずに稽古をし、昼と夜にまとめて食べる一日2回食という食生活が長い間受け継がれてきたそうです。私たちは力士ではないので、朝ごはんはしっかり食べて午前中から活動的に過ごしましょう。
朝ご飯を食べる時のポイント
睡眠中は体温が下がっているので、朝ごはんにはなるべく温かいものを食べて体温を上げてあげましょう。食材としては、先ほども紹介しましたご飯がおすすめです。また、白いご飯を食べる時はおかずが欲しくなることから、自然といろいろな食材がそろってくるところもご飯の良いところです。
しかし、朝忙しくておかずまで作っている時間が無い時は、お茶漬けでもご飯とお味噌汁だけでも構わないと思います。 大切なのは、お昼までの活動を元気よく楽しく過ごせるかだと思います。スポーツ選手がウォーミングアップをしてから運動するように、私たちも朝ごはんをしっかり食べて一日をスタートさせましょう。
最後までご清覧いただきありがとうございます。