こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
基礎代謝量は10代後半をピークに低下していき、40代を境に50代、60代でガクンと落ちます。結果、若いころと同じように食べる&飲む生活習慣を続けていれば、運動量が変わらなくても年齢とともにどんどん太ってしまいます。
中年太りは、見た目が老けるのはもちろん、何といっても健康を害します。糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病も起こしやすくなります。
下記の中年太りに当てはまる項目をチェックしてみましょう。
・食事の後は胃がむかつく
・下痢または便秘しやすい
・口臭が気になる
・トイレの回数が増えた
・視力、嗅覚、聴力のうち一つでも低下を感じる
・意欲、記憶力が低下した気がする
・しみ、しわ、たるみが気になる
・風邪をひきやすくなった
・寝つきが悪い、または眠りが浅い
チェックした数が多い人は意識して注意しましょう!
中年太り対策方法「糖化を遅らせる」
糖化とは、私たちの体内にあるタンパク質と食事によって摂取した糖が結びつき、タンパク質が体内に蓄積してしまうことをいいます。
タンパク質は体を構成する主要な成分ですが、糖化したタンパク質は元のタンパク質とは違い、体や肌の老化を早める原因に。結果、太りやすくなり、肌の衰えを加速させます。
糖は体の大切なエネルギーのひとつですが、摂り過ぎは糖化作用が過剰に働くので、以下の2つの食べ方ポイントを意識し、糖化を抑えるようにしましょう。
その①食事は最低でも20分かける
食べ物から摂取した糖が血液で脳に運ばれると、満腹中枢から満腹のサインが出ます。これにかかる時間が20分程度。食事をしている最中に満腹サインを受け取るようにすると、食べる量を抑えることができます。
その②糖質の多い食材を控える
穀類、イモ類、甘いものを控えるようにしましょう。特に、白米、白パン、麺類、白砂糖など精製された糖質は控えると同時に、夕食に炭水化物を抜くor半分の量にすることも効果的です。
食事の他に、軽い筋肉運動も中年太り予防には大切です。筋肉量が増えれば基礎代謝もアップし、太りにくい&痩せやすい体づくりに役立ちます。
手軽に始められるウォーキングやスクワット、つま先立ち、腹筋など、無理なくできることから始めていきましょう。
最後までご清覧いただきありがとうございます。