こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
40歳を過ぎたころからダイエットを頑張って体重は落とせても、お腹ポッコリ、バストは枯れ、顔はシワシワというジレンマに陥りやすいもの・・・・・。若返りのためにダイエットをしたのに、逆に老けて見えてしまい、「どこか具合が悪いの?」なんて心配されてしまうこともあります。
オトナ世代のダイエットとしてぜひオススメしたいのが、老けないダイエット!
ダイエット中、ある程度のカロリーを制限するのは当たり前です。でも、カロリー制限をしても、若さを保つのに必要な5つの栄養である「コラーゲン」「アミノ酸」「セラミド」「エラスチン」「レチノール」をたっぷり摂ることがダイエットには重要です。
今回は、若さを保つために必要な5つの栄養をご紹介していきましょう。
1.コラーゲン
コラーゲンは、体のしなやかさ、柔軟性、弾力性、伸縮性などを保つタンパク質です。骨や関節、血管、髪、歯ぐき、爪などにもあり、体全体のタンパク質の約30%を占めています。動物の皮や軟骨、魚のうろこや皮、骨の周辺にあります。鶏の手羽先、軟骨、豚足、ふかひれなどがコラーゲンを多く含む食品として有名です。
2.エラスチン
エラスチンは、コラーゲンとコラーゲンを固定して支える、頑丈なゴムのような役割を果たします。肌の真皮層で肌の土台となるコラーゲン繊維にコイルのように絡みついています。
肌以外にも、靭帯、軟骨、子宮、肺などでエラスチンが臓器の伸縮性を保つように活躍。エラスチンは、カツオ・ヒラメ・タラなどの魚や、ブタの血管組織から抽出してつくる貴重な成分です。
3.アミノ酸
アミノ酸は私たちの体をつくる「元気のもとになる粒」のようなもの。それが減ってしまうと皮膚や体が萎縮して小さくなり、シワやたるみにつながるのです。アミノ酸をとるためには、野菜、果物、魚、穀物のほかに、脂身の少ない鶏、豚、牛、羊などの肉を50~100g程度、週に2~3回食べるようにします。
4.レチノール
レチノールはビタミンAの別名で、体のサビをつくる活性酸素を減らしたり、炎症を防いだり、皮膚や粘膜を強化したり、目の疲れを改善したりすることで知られています。
人参や春菊などの野菜に含まれるビタミンAはβカロチンと呼ばれ、βカロチンがビタミンAとして働くためには油が必要となります。緑黄色野菜を油で炒めて食べると上手に吸収できます。ほかにも、ウナギやレバーなどに含まれます。
5.セラミド
セラミドは皮膚表面の皮脂膜の下にある角質層で、細胞と細胞をつなぐ潤滑油のような役割をしてくれます。また、肌を乾燥やシワから守り、キメを整えてニキビや肌荒れなどの細菌感染からも守ってくれます。馬などの動物由来のほかに、コンニャクや米、麦、大豆などの植物由来のものがあります。
5大成分をしっかり摂取して、キレイにダイエットを成功させましょう!
最後までご清覧いただきありがとうございます。