こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
水分の一日の摂取目安は、1.5~2リットル。ジュースなどからも水分を摂って問題ありませんが、 カロリーに気をつかうのであれば水やお茶などを飲みたいもの。特にお茶は水にない作用((脂肪燃焼・吸収抑制効果、老廃物排出効果など)もあるので、 今回はダイエットとお茶の関係をご紹介しましょう。
お茶でダイエットとは、今さら言うまでもありませんが、これまで普通に飲んでいたジュースなどを控えて、 お茶を飲むようにしてカロリーの摂取を抑え、さらにお茶のダイエット効果を最大限に利用しようというものです。
缶コーヒーを1缶50kcalとして、毎日2缶飲む人は100kacl×30日で月に3000kcal。これは体脂肪にして0.4キロのカロリーに相当します。 食べ物をガマンするダイエットはストレスが溜まり挫折する事が多いですが、お茶のダイエットは比較的、簡単なダイエット方法なので、 長続きして成功した人も多いようです。
お茶と一口にいっても日本茶、中国茶、紅茶、それらのお茶を飲みやすくするために数種類の葉をブレンドしたブレンド茶などがあります。
それらにはダイエット効果があるとして、下記のような成分が含まれています。
・カフェイン
褐色脂肪細胞に働きかけて、発熱を促し、体脂肪の分解を促進。
・ポリフェノール
カフェイン同様、体脂肪の分解を促進するといわれる。カテキンもポリフェノールの一種。
・難消化デキストリン
トウモロコシでんぷんに含まれる水溶性食物繊維で、ほとんど消化されることが無く、一緒に食べた糖質の体内への吸収をおさえる作用があります。血糖値の上昇をおさえ、中性脂肪低下作用があるといわれる。
そして、ダイエット向けのお茶として有名なのが「杜仲茶」。漢方薬の中でも不老長寿の仙薬として特に珍重されていました。 このお茶は葉に含まれる天然成分に血圧を下げる効果が認められているほか、ダイエットへの効果も期待されています。 その他にも、腸で脂肪が吸収されるのを抑える作用、コラーゲンの群生を促すので美容効果も期待、自律神経のバランスを整えてストレスを緩和する作用などがあるといわれており、“痩せるお茶”と言われる所以になっています。
ダイエット中の飲み方、飲む量やタイミングに特に決まりはありません。ただデトックス効果があるお茶は、解毒の時間といわれる午前中に飲むとより効果的といわれています。 また、お茶に含まれるカフェインはエネルギー源としての脂肪を優先的に使用されるよう促すため、運動前に飲むとよいでしょう。
どのお茶にも通じることですが、商品に記載されている量を目安に体調に合わせて調整することが必要です。特に利尿や排便作用のあるお茶などは 過剰に飲みすぎないよう注意しましょう。先に紹介した杜仲茶やトクホのお茶など、大量に飲めば飲んだ分だけ大きく減量するわけではありません。 その辺は勘違いしないようにご自身の生活に上手く取り入れていきましょう。
最後までご清覧いただきありがとうございます。