こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
スポーツの秋。気候も良くカラダを久しぶりに動かしたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
運動に慣れてない人や遠ざかっていた人は、運動の強度やペースをうまくつかむことができないため、ついやりすぎてしまい、事故などにつながることがあります。
自分に適切な運動の強度やペースを知るには、脈拍数が目安になります。
やりすぎを防ぐには、運動の途中でこまめに休みを入れ、そのつど脈拍数(心拍数)を測るようにしましょう。
1分間の脈拍数で、「(220-年齢)×0.6」を目安にしましょう。例えば50歳の人なら、(220-50)×0.6=102拍/分を目安に運動を行いましょう。
ただ脈拍数と運動強度の感じ方には個人差があります。数値だけでなく、「息切れしない程度、会話をしながら運動ができる程度、翌日に疲れが残らない程度」といった自分の感覚も目安にするようにしましょう。
これは運動の種類でいうと、ウォーキングや体操などの強度です。人によっては物足りなく感じるかもしれません。しかし、健康維持のための運動ではまず安全性を重視し、この程度の運動によって動悸や息切れが起こらないかどうかを確認しておきます。
慣れてきたら少しずつ運動強度を高めていきます。この場合もいきなり本格的な運動を始めるのではなく、軽い運動から入るようにしましょう。
たとえばジョギング程度の運動でも、日頃から運動不足の人には膝や足首、心臓などに大きな負担となります。ウォーミングアップのあとすぐに走り出すのでなく、「ジョグウォーク」といって、ウォーキングをしながら時々ジョギングを取り入れる程度の運動から始めてみましょう。
水中運動の場合でも、いきなり泳ぎだすのではなく、水中ウォーキングから始めて体を徐々に慣らしていきます。また泳ぎ方についても、腰や膝の悪い人は平泳ぎをすると負担がかかりやすいので、ゆっくりしたペースのクロールが適していますよ。
運動初めはモチベーションも高く、ついついし過ぎてしまうことが多いですが運動のし過ぎは当然カラダに良くありません。短期間でいっきにするのではなく長期間でコツコツと行うことが健康や体質改善に繋がるコツですよ!
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