こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
前回は、内臓脂肪とカラダの関係についてお話しました。今回は、その内臓脂肪を減らすコツをご紹介しましょう。
よく皮下脂肪は「定期預金」、内臓脂肪は「普通預金」といわれます。その心は、皮下脂肪は落ちにくい、内臓脂肪はつきやすく落としやすいということです。内臓脂肪を減らすには、ウォーキングやジョギング、スイミングなどの有酸素運動とバランスのいい食事を続けることが大切です。特に、「歩くこと」はとても有効で、簡単にできることですので常になるべく歩くように心がけてください。
日常生活の心得なものとして「一無・二少・三多」をおすすめしています。これは、タニタ体重科学研究所の所長である池田義雄医学博士が提唱されたもので、健康になるためのコツを覚えやすい言葉でまとめておられます。
【一無・二少・三多のすすめ】
一無=無煙
禁煙のすすめ。喫煙本数や量がからだに与える影響は明らかです。
副煙流の害もあるため、喫煙者は喫煙場所にも気をつけましょう。
二少=少食・少酒
腹八分目と節酒のすすめ。暴飲暴食、不規則な食事や偏食に気をつけて、
規則正しく、バランスよい食事を。時には休肝日を設けましょう。
三多=多動・多休・多接
運動と休養(睡眠)、コミュニケーションのすすめ。日常生活の中で
意識的に動くようにして、休むときは充分にからだと精神の疲れの回復を。
また、外出や仲間と会う機会を持つなどして、多くの人・こと・ものに接して
ストレスを発散し、充実感のある生活を心がけましょう。
みなさんもぜひ「一無・二少・三多」を実践して余分な内臓脂肪を減らし、生活習慣病を寄せ付けない元気なからだをめざしましょう。
最後までご清覧いただきありがとうございます。