こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
日増しに気温が下がり、冬がすぐそこまで近づいてきました。この季節、かぜはもちろん、インフルエンザへの注意が重要です。本格的に流行する前に、インフルエンザワクチンの接種、手洗いうがいやマスクの着用などを徹底し、早めの予防を心がけましょう。
かぜとインフルエンザは、鼻水やくしゃみ、咳、のどの痛み、発熱など、一部の諸症状がよく似ています。しかし、かぜは鼻水やくしゃみ、咳、のどの痛みなどの局所症状から始まるケースが大半なのに対し、インフルエンザの場合、初期症状から高熱、頭痛、関節痛などの全身症状があらわれます。特に朝から38度以上の高熱が出ている場合はインフルエンザの可能性が高いとみるべきです。
また、インフルエンザは通常のかぜと比べると症状が重く、特に小さいお子さんや高齢の方、慢性的な病気を抱えている方は、かかると重症化しやすい傾向があるとともに、さまざまな合併症を併発する可能性がある危険な病気でもあります。感染力が高いため、短期間で流行するのも特徴です。
上記のように、風邪とインフルエンザにはいくつか違いがありますが判断がしづらい場合は早めに受診するようにしましょう。
また、インフルエンザの予防に努めることも重要です。インフルエンザ対策として5つの予防策を実践しましょう。
1,流行前に予防接種を受けましょう
インフルエンザの予防には予防接種が効果的です。ワクチンの効果は接種後約2週間であらわれるため、インフルエンザが流行するより前に予防接種を受けることをおすすめします。ただし、体調が悪いときに受けることはできませんので、必ずかかりつけ医師と相談してから接種しましょう。
また、予防接種はインフルエンザにかかるのを防ぐだけでなく、かかったときに重症化するのを防ぐ効果もありますので、できるだけ受けるようにしましょう。
2,外出時はマスクを着用しましょう
インフルエンザウイルスは、飛沫感染という、感染した方の咳やくしゃみ、鼻水などに含まれるウイルスを吸い込むことにより感染するため、マスクを着用することである程度感染を防ぐことができます。特に人の多いところへ外出するときは感染しやすくなるので、必ずマスクを着用しましょう。
3,外出後の手洗いうがいを徹底しましょう
手洗いうがいは感染予防の基本です。外出時に手やのどに付着したウイルスを、物理的に水で洗い流します。冬になっていきなり始めるよりも、日頃から行っておくと良いでしょう。インフルエンザ以外の一般的なかぜや感染症の予防にも繋がります。
4,湿度に注意しましょう
空気が乾燥すると、のどや鼻の粘膜を痛めるため、ウイルスに感染しやすくなります。室内にいるときは、湿度を50~60%に保てるよう、加湿器などで調整するようにしましょう。暖房使用時には、風がのどを直撃しないよう、風向きに注意をしましょう。また、睡眠中の乾燥対策として、マスクをして寝るのも効果的です。
5,体の抵抗力を高めましょう
日頃から体の抵抗力を高めるよう、十分な睡眠、規則正しい生活、バランスの良い食生活を心がけるようにしましょう。万が一インフルエンザウイルスが体に侵入したとしても、体の抵抗力が高ければ感染を防ぐことができます。
「備えあれば憂いなし!」体調が崩れてからでは遅い!元気なうちに万全の準備を心がけましょう。
最後までご清覧いただきありがとうございます。