こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
見直したい身体のパーツ、不動の1位はやっぱりお腹!
“メタボ”という言葉が誕生して、早4~5年が経ちます。メタボは健康管理上、特に40歳以上の中年男性に対して内臓脂肪を意識させるためにつくられた言葉ですが、みなさんも「自分の身体を見直してみること」が必要かもしれません。
自分のお腹を見て「イケてる」と思えますか?
「モテたい! カッコよくなりたい!」このストレートな気持ちを原動力に、まずは一番すっきり効果が出やすいお腹から引き締めていきましょう。
今回は、2つのお腹をへこますトレーニングをご紹介致します。
1.ニートゥチェスト
お腹の引き締めにつながる体幹の強化と安定がメインの種目ですが、同時に上半身や下半身もしっかりと刺激できる複合効果のエクササイズです。
軸が強くなると同時に脚力もついてくるので、スポーツをするときの動き出しの速さや踏み込みのパフォーマンス向上にも役立ちます。
手順1
通常の腕立て伏せの開始姿勢から、肩から腰を一直線に。
手順2
膝裏、太ももを上に押し上げるように意識し、腰が落ちないように注意しましょう。膝を左右交互、ゆっくりと胸に近づけていきます。
ポイント
・動作中は背すじを伸ばし、背中が丸くならないように意識しましょう。
・膝を胸に近づける際、ゆっくりとコントロールし、勢いや反動を使わないようにしましょう。
・左右交互に動作し、連続して10~12回程度行います。
2.シングルタッチトゥフット
お腹を引き締めるには、腹筋を絞り込むように刺激することが大切。このエクササイズは、肘と膝は伸ばしたまま、お腹の力で手脚を持ち上げるようにすることで自然と腹筋を効果的に絞り込めます。
手順1
仰向けになり、両腕を頭の上に置いた状態がスタートポジション。
手順2
右手の指先で左足のつま先にタッチするよう、手足を伸ばします(タッチの位置はお腹の上)。反対側の手足で床をしっかりと支えるようにしましょう。
ポイント
・腹筋には常に力を入れたままで勢いや反動を使わず、動作はできるだけゆっくりと行いましょう。
・手足はできるだけ高い位置でタッチすることが望ましいですが、無理をしないように注意しましょう。
・片方ずつ動作し、連続して10~12回程度行い、左右それぞれ2セット行いましょう。
これらを続けていくほどに、アクティブに動ける身体と自信が取り戻せるはず。徐々に運動の強度や、頻度を上げていくきっかけをつかんでください。
体はやった分だけ素直に反応してくれる仕組みになっています。
これから秋から冬に変わり、肌寒くなる時期。部屋のなかでできる簡単筋力系エクササイズは、特におすすめです。体力はもちろん、気持ちの変化、向上を楽しみながらマイペースで取り組んでみてください。
最後までご清覧いただきありがとうございます。