こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
「大きいお尻の方が魅力的!」なんて言われても、正直うれしくありませんよね。それよりも、華奢でいてキュッと柔らかく締まったお尻がほしい! でも、垂れる、広がる、お尻のほっぺはゲッソリといった現状に目を背けたくなる……なんてことも。
そこで、今回は「デカ尻」を回避するための悪癖を探っていきましょう。
1.いつも猫背か、反り腰で座っている
2.足を組んで座る
3.信号待ちの際、足を絡め体重を片方だけにかけている
4.椅子に浅く座り、腰が前に滑っている
5.ヒールが大好きだけど、膝を曲げてチョコチョコと歩く
6.ヒョコヒョコと肩を左右に揺すって歩く
7.階段を上がるときにガンガン音を立てる
8.運動はほとんどしない
以上の悪癖が当てはまる人は、デカ尻傾向にあります。なぜなら日常生活で無意識にとる悪い姿勢は、すべて骨盤に負担をかけるからです。
上記のような癖がある人は骨盤の結合部分に圧力が加わり、わずかにズレが生じている可能性があります。このような状態をカバーするために骨盤がゆがみ、その周りの筋肉にも負担をかけてしまっているのです。
歪んで広がった骨盤の上に筋肉がつけば誰でも「デカ尻」になり、そして歪みから生じる冷えから体脂肪が断熱材のように付着してしまうのです。
解決策は、もちろん日頃の姿勢を良くすること!そうするためには、「体幹」の力が必要となります。
「体幹」とは両手、両足をのぞいた部分、つまり胴体部分のコアマッスルを意味します。特にお腹周りを使うと姿勢がよくなり、骨盤の歪みなどが解消されるといわれています。
実のところ、脚は腸腰筋(腰椎と大腿骨を結ぶ筋肉群)を使い、足を上げ下げしています。つまりドタドタ音を立てて歩く、体を左右に揺するように歩いている人は、腸腰筋が使えておらず、脚の筋肉だけで歩くため、下半身は疲労が溜まってしまうのです。
さらにこれをほぐさないでいると、筋肉はカチカチになり、血行不足から冷え、むくみへと発展し、「デカ尻」街道をひた走る結果となります。
何より、まず自分の姿勢と足音チェック!優雅な美しい姿勢で歩けるようになれば、それは体幹力がアップした証拠。
きっとその頃には、「デカ尻」ともお別れですよ。ぜひ普段の姿勢に意識を向けてみてくださいね。
最後までご清覧いただきありがとうございます。