こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
今年も残すところ、あと少しになりました。年末年始はとにかくイベントが目白押しで、食べ飲み過ぎる機会がこの1ヶ月に集約されているのではないでしょうか。
いつもは仕事で忙しくしているから年末年始くらいはゆっくりと体を休め、おいしいごちそうを食べ、新年に向けて英気を養いたいですよね。でも、ついダラダラ、ウトウトのパターンに陥る可能性も・・・・・。その結果、仕事始めの朝にきつくなったスーツを前に愕然!という状態になりかねません。
仕事始めに冷や汗をかかないよう、ゴロゴロしていても簡単にお腹周りを引き締められるエクササイズを紹介していきましょう!
1.Vバランス
この動作は、主に腹直筋(恥骨からみぞおち部分に位置する)を鍛えると同時に、下半身の筋力アップにも効果大です。
腹直筋は、シックスパックといわれる6つに割れたお腹をつくるために欠かせない筋肉です。ここを鍛えているのか否かで、上半身のシルエットが大きく変わります。
男性の場合、お腹周りのたっぷり感に比べて意外と脚が細い人が多く、ゆるキャラ的なシルエットになりがちです。
しかし、お腹周りが引き締まっていれば胸板や肩周りが大きく見え、逆三角形ラインへと大きく方向転換できます。お腹に脂肪がつくと腰痛にもなりやすいので、ぜひ腹筋、背筋を鍛える「Vバランス」にトライしてみてましょう。
手順1
床に座り、膝を曲げて両膝の裏に手を回します。そのままゆっくりと体重を後ろに移動させ、両足を床から離し、バランスの取れる場所を確認しましょう。
手順2
さらに、両手を肩の高さに伸ばし、15呼吸キープしたら足を床に戻します。動作回数は「15呼吸1セット×3回」を目安にしてください。
ポイント
・動作中は、背中が丸まり過ぎないようにしましょう。
・踵を押し出し、脚を強く前に押し出すイメージでバランスをキープしましょう。
・つらい場合、両手を膝の裏につけたままトライしましょう。お尻が痛い人は、薄手のブランケットなどを敷いてください。
2.サイドブリッジ(ハード)
この動作は、体幹(脚の付け根から腕の付け根までの胴体部分)を効率よく引き締めます。特に、お腹引き締めの3大筋である腹直筋、腹斜筋、腹横筋を使い、見違えるほどお腹周りがスッキリします。
また、体幹を鍛えると基礎代謝も上がり、運動パフォーマンスも向上するので、ゴルフやサッカーなどが今まで以上に楽しめるようになるはずです!
つまり、「動くことが楽しくなる=無駄な脂肪を寄せつけない習慣」ができるのです。最近、動きにキレがなくなってきたな・・・・・と思う人も、ぜひトライしてみてください。
手順1
左肘をつけ、床に横向きになります。肘で床を押して腰から左膝あたりまでの部分を床から離します。このとき、左ウェストを床から遠く離すイメージでバランスをキープしましょう。
手順2
慣れてきたら、さらに右足を上に引き上げ、バランスをキープしたまま10呼吸繰り返します。反対側も同様に動作。動作回数は「10呼吸1セット×3回」を目安に、両側トライしましょう。
ポイント
・肩の真下に肘が来るようにしてください。
・動作中は腰が反ったり、丸まったりしないようにしましょう。
どちらもシンプルかつ効果的な動作です。ちょっとした隙間時間を利用して、ムダ肉を削ぎ落としたお腹をつくりあげていきましょう!
最後までご清覧いただきありがとうございます。