こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
今日は、クリスマスイヴですね。このブログを読んでいただいている方はどのように過ごされるのでしょうか?
美味しいものを食べて過ごそうと考えている方が多いのではないでしょうか?「ダイエット中でも今日は特別!」そんな日もあって良いと思います。
さて、今「ダイエット」というフレーズを出しましたが、ダイエット=やせること。そう思っていませんか?
それが実は違います!ダイエットの本来の意味は「食餌(しょくじ/食べもののこと)」または「食事法」「食餌療法(治療の一環として、食事内容や食事法を改善・調節すること。また、そのような治療法)」。やせることを意味する言葉ではありません。
ですから、太るためのダイエットだってあります。例えば、相撲取り。朝食を抜いて厳しい稽古(けいこ)を行い、昼に思い切り「ちゃんこ」を食べて昼寝をすることで大きな体を作ります。これも立派なダイエットなのです。
にもかかわらず、やせる=ダイエット=美の錯覚が横行しています!
厚生労働省の平成14年国民栄養調査によれば、医学的に適正体重の女性のうち「自分は太っている」と思っている人が、10代後半で71%、20代で67%、30~40代でも60%に達するといいます。医学的にはやせ過ぎなのに太っていると思う女性さえいて、10代後半で18%、20代で11%もいるとの報告には驚きます。
あまりにもやせ願望が強すぎると思いませんか。いくら体重が減っても健康を損ねたり、魅力がなくなったりしては意味がありませんし、美しくもなれません。女性美を追究するダイエットとは、「健康で美しい体」をつくるための正攻法。このことをもう一度心に刻んでおきましょう。
間違った「痩身(そうしん)」ダイエットは過食にもつながり、かえって太りやすくなったり、シワが増えて老け込みやすくなったり・・・・・といった弊害もあります。
正しいダイエット(食事)と運動との組み合わせ、生命(いのち)の大きなリズムを整え、生き生きした本来の生命活動を取り戻すこと、つまり「内面からの調整」が「健康で美しい」自分をつくるために不可欠なのです。
ご褒美もたまには必要。でもご褒美が日常にならないように気をつけて今日のご馳走を楽しんでくださいね。
最後までご清覧いただきありがとうございます。メリークリスマス