こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
突然死の理由となる臓器の代表が心臓です。心臓は全身に血液を送り出しますが、心臓の筋肉に血液が送られなくなったり、心臓のリズミカルな動きが妨げられたりすると、突然死に至ることがあります。
病名でいえば、急性心筋梗塞や心室細動。前兆症状としては胸の真ん中あたり(前胸部)が重くなったり、鈍痛がしたり、動悸がしたりといった症状が現れます。特に階段を上がる、早足で移動する、食事をするなど、体に何らかの負荷がかかったとき、胸のあたりで違和感が繰り返すようであれば注意が必要です。
そして、もう一つ、突然死の理由となる臓器は「脳」。脳は血管が多くあり、その血管の中を酸素が含まれた血液が流れていくことで、私たちは快適に生活できます。血栓ができて血管がつまったり、血管の壁が弱くなって血管が破れたりすると脳梗塞や脳出血という状態になり、場合によっては命に関わります。
前兆として、話をしているときに急にしゃべれなくなった、持っていたお箸を急に落としてしまうといったものが挙げられます。しかし、症状が一時的に治まったといっても油断してはいけません。
心臓や脳は、生命の維持にきわめて重要な臓器です。それらに血液を送り込んでいる血管は細いものが多く、動脈硬化が起こりやすいのです。動脈硬化とは、読んで字のごとく動脈が硬くなることです。動脈の内面が荒れてささくれ立ったようになってしまったり、動脈の壁が破れやすくなったりしてしまいます。原因となるものは糖尿病や高脂血症、高血圧といった生活習慣病と呼ばれる疾患の存在と、加齢、さらには喫煙が挙げられます。年齢を重ねることは止められませんが、他のもの、たとえばタバコを止めるなどすれば動脈硬化の進行を食い止めることにつながります。
また、。動脈硬化は、メタボリックシンドロームに気をつけることで予防できたり、進行を遅らせたりできます。
前述しましたが、動脈硬化の加速因子となるのが喫煙です。血圧が高く、コレステロール値や血糖値が高く、喫煙習慣があると動脈硬化が一気に進みます。そうなると、脳梗塞や心筋梗塞が起こる可能性が高まり、突然死に至ってしまうケースが出てくるのです。
突然死を避けるポイント、それは定期的な健康診断を受け、タバコを遠ざけること。そして、少しでも症状があれば、早めに近くのクリニックで診察を受けることをおすすめします。
健康的で充実した毎日を送るために、今回紹介した内容をぜひ参考にしてくださいね!
最後までご清覧いただきありがとうございます。