こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
今回で第4弾となりました、このタイトル。今回は、いよいよいよ具体的なトレーニング方法のご紹介です。
ランニング用語にはいろいろありますが、そのひとつにLSDという言葉があります。LSDとは「エルエスディー=Long Slow Distance」を略したもので「長い距離をゆっくり走る」という意味です。
このトレーニングのねらいは、長い距離をゆっくり走ることによって、全身の持久力を高めることにあります。長い距離を走るには、速く走っていては続きません。したがって1km7分くらいのゆっくりしたスピード(ジョギング)で、できれば1時間以上(2~3時間でも)走り続けてください。
心拍数で言うと、120~130拍/分以下のゆっくりしたスピードです。友人とおしゃべりしながら走れるスピードと言えます。友人だけではなく、自然と語り合うこともできます。青い空、田畑の広がり、小鳥のさえずり、さわやかな風……。美しい自然の中を走れば、心は解放され、豊かになります。本当に走る喜びを知るのもこの時です。このような心の経験は疲れを忘れさせ、知らない間に長時間のランニングを可能にします。
さらに、LSDはランニング効率を高めてくれます。心肺機能や持久力、筋力も向上させます。アップダウンがある自然の中を走るため、走るリズムや呼吸のリズムを覚えます。無駄のない、リラックスした走り方が身につきます。週末は友人と一緒にリュックを背負って、野山にでかけてみては・・・・・。
自然の中を走れない人は、街の中をタウンウォッチングする気持ちで走るのも楽しいですよ(^_-)-☆
次回は、いよいよ最後「効率的にトレーニングするための方法」をご紹介します。
また、読んで下さいね!
最後までご清覧いただきありがとうございます。