こんにちは。歯をみがいてもなぜむし歯になるのでしょうか?
むし歯の原因となるのは”ミュータンス菌”という細菌です。むし歯はこのミュータンス菌という細菌が作り出す酸によって、歯が溶かされていく病気です。歯・歯垢・糖がすべてそろった時、むし歯が発生します。
食べ物に含まれる糖分によって、ミュータンス菌は活発に働きだし、歯垢を形成します。食後に歯みがきをしない、歯みがきをしても磨き残しがあるなど歯垢がそのままになると、菌が繁殖してしまします。
歯・歯垢・糖の3つの要素がそろわないようにすることが、むし歯を予防するのにはとても大切になってきます。
お口の中はふだん中性ですが、糖分を含む食べ物を食べると酸性にかわります。しかし、唾液などの働きで数十分後くらいには元の中性にもどるようです。唾液の働きで守られているのですが、間食が多いと酸性になっている時間が長くなってしまうのでむし歯になりやすくなります。あと、寝ている時はほとんど唾液が出ないので、寝る前に食べるとむし歯になりやすくなります。
一度むし歯になってしまって歯は、元の健康な歯には戻りません。少しでも早く発見して、治療をしてもらうことで、それだけ歯を長持ちさせることができます。もちろん毎日のセルフケアは大事ですが、定期的に検診してください。
mitteホームページ (https://mitte-f.com/whitening/)