こんにちは。夏全開ですね!海や山、楽しいイベントがめじろおし。
しかし、夏は楽しいことばかりではありません。暑さのあまり食欲がなくなったり、夜も眠れずスッキリしなかったり、といろいろ大変なこともあります。もうすぐ夏も終わりだなぁと思っていたら、身体はなんだかだるくて、何もする気にならない。それが夏バテです。
夏バテは夏の終わり、体が湿気や気温の変化についていけず、自律神経の調節機能が鈍くなり「食欲がない、睡眠不足、だるい」など体の不調が現れてくる状態のことをいいます。暑さのせいで食事が偏ってしまうため、ビタミンBが不足しがちです。それに加え、ビタミンBは汗によって排出されるため、ビタミン不足に拍車をかけたような状態になり、だるくなり、バテてしまうのです。
そんな夏バテにならないようにするには4つの意識が重要です。
1、冷やしすぎはダメ!
暑い日はクーラーに頼ってしまいがちです。しかし室内と暑い外気との温度差に体温調節機能が適応できなくなり、体調を崩す原因になるので冷やしすぎは要注意です。室内と外との温度差は5度以内にしましょう。就寝時は特に気を付けた方がよいでしょう。クーラーのつけっぱなしは夏風邪や腹痛の原因になるので禁物です。タイマーを利用したり、寝る前に部屋を冷やしておく、枕を冷たくするなどの工夫をして、つけっぱなしにしないようにしましょう。
2、冷たい飲み物に注意!
大量に汗をかくと汗と一緒に塩分が出ていき、胃液の分泌が悪くなります。そして、冷たいものをたくさん飲むことによって、さらに胃液が出にくくなるため、消化吸収が悪くなり胃腸障害を引き起こします。冷たい飲み物は体を冷やしすぎたりもしますので、飲みすぎないようにしましょう。
3、ビタミンやミネラルを補給しよう
汗をかくことでビタミンやミネラルの消耗が激しくなります。水分補給をするときは、スポーツドリンクなどミネラルやビタミンを含むものを上手に利用しましょう(ただし飲み過ぎないように)。なおビタミンのとり方にについては、下の「しっかり食べよう!」も参考にして下さい。
4、しっかり食べよう!
夏バテを防止するためにも、規則正しい食生活を心がけることが大切です。食欲がない時は、食欲を刺激する香辛料や薬味(コショウ、ネギ、ミョウガなど)を上手に利用し、少量でもいいので1日3食とるようにしましょう。
〇タンパク質をとる・・・消化がよく、胃に負担がかからないタンパク質をバランスよく摂りましょう。
魚・肉・卵・牛乳・乳製品・大豆など。
〇ビタミンB1をとる・・・累積疲労を解消するビタミンB1を摂取しましょう。
豚肉・うなぎ・ごま・玄米・ベーコン・胚芽米など
たかが夏バテと思ってあなどっていてはダメです。夏の間におろそかにしていると、秋になっても体調がすぐれなかったりします。睡眠をきちんととるために毎日軽い運動をしたり、食事を見直したり、ストレスをためないようにするなど、日常の健康管理を怠らないようにしましょう。何よりも規則正しい生活を送ることが大切です。夏バテに負けないよう、今からがんばりましょう!
最後まで清覧いただきありがとうございます。