こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
寝なくても次の日も元気に過ごせたり、深酒・大食いしてもすぐに体調も戻るし体重も変わらない！そんな時期がありませんでしたか？
しかし、大丈夫だからといって乱れた生活を続けていると数年後･････大変なことになりますよ。
若いうちから気をつけておきたい健康のリスクは3つ！
１つ「タバコ」
タバコとがんの因果関係は、さまざまな研究で明らかになっています。実は肺がんだけではなく、食道がん、胃がん、肝臓がん、膀胱がんなど、ほとんどのがんと関係があるといわれています。
タバコは長年吸っていると、肺や空気の通り道である気管支に変化をもたらします。気管支が悪くなると、私たちの体内で酸素と二酸化炭素を交換することができなくなり、息切れする原因になります。この病気は「慢性閉塞性肺疾患（COPD）」と呼ばれていて、日本には500万人を超える患者がいるといわれています。また、この病気の90％以上の方に喫煙習慣があることから、別名「肺の生活習慣病」とも呼ばれています。
1度悪くなってしまった肺の、根本的な治療はできません。将来呼吸関係で悩みたくないのであれば、今からでも遅くはありません。すぐに禁煙をしましょう。
２つ「お酒」
お酒を飲み過ぎて記憶をなくし、宴会の翌日、友達や同僚からこんなことやあんなことなど恥ずかしいエピソードを聞いた……なんてことはありませんか？ こうした生活を続けていると、脳へのダメージが蓄積するので要注意です。
また、アルコールはがんの原因になるともいわれています。アルコールは人体に入るとアセトアルデヒドという有害物質に変換され、ALDH2という酵素を使って人体に無毒な酢酸に変換されます。
このALDH2の酵素の力は3タイプあり、「1・1型」の酵素の力が強い人、「1・2型」の酵素の力が弱い人、「2・2型」のかなり酵素の力が弱い人のいずれかに分けられます。
日本人に4％いる「2・2型」の人は、いわゆる「下戸」でお酒をまったく受けつけないタイプ。体質的にアセトアルデヒドの代謝が悪いのですが、そもそもお酒を飲まない（飲めない）ので食道がんになりにくいのです。注意をしなければならない人は「1・2型」の弱いタイプ。
このタイプの人は、お酒を飲むとすぐに顔が赤くなって心臓がドキドキします。しかし、飲み慣れてくるとたくさん飲めるようになります。このタイプの人はお酒を飲み始めたころを思い出し、連日の飲酒をやめることが重要です。必ず休肝日をつくってください！
3つ「体重増加」
「年をとったら太るものだ」と考えている方は、早速その考えを改めてください！
私たちの適正体重は年齢ではなく身長で決まります。適正体重を計算する公式は、適正体重（kg）＝身長（m）×身長（m）×22。たとえば170cmの人なら、1.7×1.7×22＝約64kgになります。
肥満になると、血管の老化である「動脈硬化」が進行しやすくなります。過度のダイエットをする必要はありませんが、高血圧、糖尿病、脂質異常の原因にもなるため、適正体重に近づける努力が必要です。
私たちが太る原因はただ1つ･････食べ過ぎです。必要なエネルギーよりも食べ過ぎるため太ってしまうのです。年齢を重ねるとどうしても筋力が低下するため、エネルギーを消費しにくくなり、太りやすい体になってしまうのです。週に1度、体重測定をして増えているようであれば、その週の食事は控えめにするようコントロールしていきましょう。
将来、心筋梗塞で突然死したり、脳梗塞で介護が必要な状態になったりする大きな健康トラブルに巻き込まれたくない人は、何よりも血管を若く保つことが大切です。そのために、今日から体重管理を心がけていきましょう。
最後までご清覧いただきありがとうございます。
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