こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
食べ物が美味しい季節!美味しい食べ物と一緒に飲みたいのが「ビール」♪
しかし、ビール大好きな方には残念なお知らせですが、やはりビールは太りやすいお酒であるといえます。だからといって、ビールを飲むことを諦める必要はありません!今回は太らないコツをご紹介していきましょう。
まずは、お酒類のカロリー比較(一般的な値)から覚えておきましょう。
・缶ビール1本(350ml) ……………… 約140kcal
・中ジョッキビール1杯(500ml) …… 約210kcal
・乙類焼酎1合(180ml) ……………… 約260kcal
・ウイスキーシングル(30ml) ……… 約70kcal
・ワイン1杯(120ml) ………………… 約85kcal
なお、酒類のカロリーは含まれるアルコールの割合に左右されます。アルコールは1gあたり7kcalなので、炭水化物やたんぱく質(ともに1gあたり4kcal)より高カロリーです。アルコール度数の高いお酒は、カロリーも高くなります。
飲む全量がどれくらいになるのかも大きなポイント!2時間ほどの間にビールならジョッキ5杯程度は飲むという方は、ビールだけで1000kcalを超えてしまう計算に! 少しずつ飲めるワインや焼酎をとりいれると、1回の飲み会のトータルカロリーを低く抑えられることもあるでしょう。
ビールは炭酸を含む飲料の特性として「食欲を増進させる」効果があるといわれています。勢いよくビールを飲みながら、おつまみも同じスピードでパクパク……。これでは、たくさんのカロリーを摂ってしまうことが避けられません。
揚げ物をはじめとした油を使った料理と相性がいいのもビールの特性です。ビールのおつまみとして、ついつい唐揚げやフライをオーダーしてしまいがちになるため、結果としておつまみ自体が高カロリーになることが多いのです。また、ビールは塩気とも相性がよく、味の濃いおつまみと一緒に飲むとたくさん飲めてしまい、気づけばカロリーオーバーに……という可能性もあります。
そこで、ビールと一緒に食べても太りにくいものとして、次のものがオススメです。
・低脂肪高たんぱくのおつまみ
豆腐類、鶏のササミやムネ、内臓(ハツやセンマイ)、馬肉など。よく噛んで食べると、代謝を高めてくれる効果がアップ!
・食物繊維が多いおつまみ
きのこ、海藻、野菜の料理などをビールを飲む前に食べると血糖値の上昇を緩やかにしてくれ、体脂肪になりにくいのでオススメです。他にも切り干し大根、かぼちゃ煮、ひじき煮などのお惣菜や納豆、枝豆もいいでしょう。
・よく噛む必要があるもの
野菜スティック、ゴボウ、こんにゃく、イカの干し物など。食べすぎを防いでくれます。
ダイエット視点で一番効果があるのは全体量を抑える工夫です。で飲む、とにかくゆっくり飲む、間にお茶などノンカロリーのソフトドリンクを挟む、飲みに行く頻度を下げる、ノンアルコールの日を設けるどの工夫をして、ビールを飲む量を減らすことが必要です。そして、おつまみ選びにも工夫をしてみましょう。そのもののカロリーだけではなく、野菜類など食物繊維を含むものを先に食べることが大切です。空腹にいきなりビールをがぶ飲み!はカラダへの負担を増大させるうえに、ダイエット視点でも避けたい飲み方です。
大好きなビールを美味しく楽しむために、健康やダイエットにも気を配りながら飲んでくださいね。
最後までご清覧いただきありがとうございます。