こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
飲む機会が多くなる季節がやってきました。適度な飲酒はコミュニケーションを活発にさせる手段でもあり、人生を豊かにしてくれます。しかし、つい飲み過ぎて翌日･････頭が痛かったり、気持ち悪くなったりとつらい思いをして仕事が手につかない！なんてことありませんか？
その症状は皆さんもよく知っている「二日酔い」という状態です。今回は、その二日酔いについてお話していきましょう。
まず、どうして二日酔いになるのでしょうか？
摂取したお酒（エタノール）は、肝臓でアルコール脱水素酵素により分解され、アセトアルデヒドが生成されます。アセトアルデヒドは、最終的に水と二酸化炭素に分解され体外に排泄されますが、肝臓での処理能力を越えた量のアセトアルデヒドが生成されると、頭痛、口渇、吐気などのいわゆる二日酔いの症状が出現します。
では、二日酔いを予防するには？
まず一番重要なのは、お酒の摂取量が適量を越えないようにすることです。また、前述したように肝臓の処理能力には限度がありますので、同じ量のお酒を飲むとしても、なるべくゆっくりと時間をかけて飲むことを心がけてください。おつまみを食べながら飲酒すると、エタノールの吸収を遅らせることができ、結果として二日酔いの予防となります。
そして、二日酔いになってしまった時の対処法は？
脱水状態になっていることが多いので、水分を摂取することが重要です。少量ずつでも良いですから水分を摂るようにしましょう。吐気が治まってきたら消化の良い物を摂る様にしてください。
迎え酒は一時的に二日酔いの症状をまぎらわすだけで、時間の経過とともにさらに重い二日酔いの症状を引き起こす可能性が大きいので、絶対にやめましょう。
なお、二日酔いとは別に、多量の飲酒は肝機能障害を引き起こす可能性があるので、適量を守りましょう。１日の飲酒量の目安は、日本酒なら１合以下、ビールなら中びん１本以下です。また、週に２回はお酒を飲まない日、いわゆる休肝日を設けるようにしましょう。
お仕事のお付き合いもありどうしても飲んでしまうことも多いでしょうが、そんな方は飲むペースをコントロールして焼酎などちびちび飲むようなお酒をチョイスするようにしましょう。
最後までご清覧いただきありがとうございます。
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