こんにちは。mitteのトレーナーのイワサキ ケンジです。
ダイエット中、体重を気にするあまり、油をなるべく摂らないようにしますよね。しかし、身体に必要な量の脂質まで不足すると、お肌がカサカサしたり、免疫力が低下したりと、体調不良にもつながってしまいます。
質と量を意識することが賢い油の摂り方といえるでしょう。油は、その性質によって以下のように大きく3つに分類されます。
1.オメガ3(魚成分由来の油、亜麻仁油など)
血液の粘度を下げ、免疫機能を向上させる効果があるといわれています。一方で酸化しやすいため、新鮮な生魚を食べる、または亜麻仁油などをサラダにかけるなど、なるべく”生”の状態で摂りましょう。
2.オメガ6(肉、乳製品と植物性油脂など)
過剰摂取すると問題になるのは、オメガ6系の油。酸化しにくく加熱処理に向いている一方、血中のLDL(悪玉)コレステロールが増える要因を引き起こします。
3.オメガ9(オリーブ油、キャノーラ油など)
オメガ9はオメガ6と同じく酸化しにくい性質があり、加熱処理に向いています。しかし、血中のLDL(悪玉)コレステロールを下げる効果があるといわれています。
「積極的に摂りたい油はオメガ3、オメガ9。なるべく摂取量を抑えたい油がオメガ6」と覚えておきましょう。油も重要なエネルギー源の一つであり、運動前後には欠かせないものです。
「油は太る」という意識ではなく、身体にいい油を選びながら上手に活用しましょう!
最後までご清覧いただきありがとうございます。